当サイトではJavaScriptを使用しています
ブラウザ設定でJavaScriptを有効にしてご利用ください

Loading...

▲TOP

やぶ便り

やぶ便り・訪問レポート

DSCF5433
    DSCF5433DSCF5300DSCF5309DSCF5427DSCF5428DSCF5429DSCF5430DSCF5432DSCF5434DSCF5436DSCF5437JAたじま 栗田匡晃 氏

JAたじま「朝倉さんしょ」 訪問レポート

—– 「朝倉さんしょ」について

1)歴史など
朝倉での山椒の栽培は400年ぐらい前から行われている。有名になったのは、昭和3年に植物学者の牧野富太郎先生がトゲのない山椒として朝倉の山椒を新品種と認定してから。

2)味などの特徴、使われ方
山椒はみかん科の植物で、リモネンという柑橘系の味がする成分を含んでいる。「朝倉さんしょ」はこのリモネンを普通の山椒より多く含んでおり、京都で主に佃煮用に使われていた。
(山椒は本来「さんしょう」と読まれるが、多くの人が「さんしょ」と呼ぶのでその名称がブランドやロゴに採用されているとのこと)

3)生産体制(生産地域、生産者数、生産規模、組合)
生産量は平成25年度で3.7トン。JAたじまの朝倉さんしょ部会には406人が所属している。朝倉さんしょ部会は平成21年に立ち上げたが、山椒は枯れやすく、改良していく取り組みが始まった。実がなるまでには定植から5年程度かかり、急には生産量は増やせない。現在は山椒の木は5000本程度しかないが、これをあと2年で1万本ぐらいに増やしたいと考えている。1万本規模になると生産量は50トン程度になり、大口の注文にも応えられるようになり、1億円ぐらいの売り上げが見込めるようになる。

4)販路について(既存ルート、開拓方法)
3年前までは専ら佃煮用に使われていたが、現在はいろいろと拡販の努力をしており、お菓子メーカーや料亭、水産会社、ちりめんじゃこ屋などにも販売している。
国内の山椒の収穫時期は5月下旬から6月中旬までであり、これ以外の時期は外国産(韓国産、中国産)のものが出回っていた。これら外国産のものは「塩蔵」という塩を使った保存法で保存されており、色が変色していたが、「朝倉さんしょ」では真空での冷凍加工技術を開発し、外国産に対抗しようとしている。
 売り込みに行くと「ウチは年間○○トン必要」などのように大きな話をもらうこともあるが、現在は生産量がとても追いつかないのでそのような商談は断るしかない。
 地元での販売は、道の駅の「但馬蔵」や「まほろば」、朝来のファーマーズマーケット「たじまんま」などで行なっている。山椒の使い道はうなぎや佃煮のイメージが強いが、炊き込みご飯の素などは人気がある。

—– JAの中での「朝倉さんしょ」ブランドの取り扱い

本来「朝倉さんしょう」は品種の名前であり、商標登録はできないと言われたが、「朝倉さんしょ」としてロゴやキャラクターを作成し、JAが権利を保有している。これらは平成23年に一般公募して作成した。キャラクターは武家をイメージしており、当初は帽子に朝倉家の家紋が入っていたが、問題があるということで外された。

—– 「朝倉さんしょ」のブランド化のための活動。

一昨年から料理コンテストを行なっており、その時は養父市内のレストランで開催した。去年からは一般公募とし、料理数71点の応募があって、その中から8点をJAで調理した。今年は7月に養父市主催の料理コンテストと、9月にはさんしょ部会主催の料理コンテストが行なわれる予定。養父市主催の料理コンテストは対外的なPR色が強く、部会が主催する料理コンテストは冷凍山椒のレシピの開発など、商品開発に力を入れたものになっている。
山椒は香りも良く、和歌山では漢方薬にも使われているので、今後は健康に良いこともPRできるようにしていきたい。

 

DSCF5433 DSCF5300 DSCF5309 DSCF5427 DSCF5428 DSCF5429 DSCF5430 DSCF5432 DSCF5434 DSCF5436 DSCF5437 JAたじま 栗田匡晃 氏

JAたじま「朝倉さんしょ」 訪問レポート概要

日時 平成26年5月7日(水) 13:30~14:30
場所 JAたじま 八鹿支店(養父市八鹿町朝倉1141)
先方 JAたじま 営農生産本部 営農課 栗田匡晃 氏 /JAたじま 朝倉さんしょ部会 部会長 福井悦雄 氏
当方 養父市農林振興課 岩見ちはる氏 / 宝塚メディア図書館 室谷(文責)

もどる
	

comming soon

close