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やぶ便り

やぶ便り・訪問レポート

オーナーご夫妻
    オーナーご夫妻牛牛舎内部商品牧場外観養豚

わはは牧場 訪問レポート

—– 「わはは牧場」の概要

平成26年6月の時点で、但馬牛の繁殖用和牛を10頭、肉牛を2頭、豚を9頭、アイガモ農法のためのアイガモを200羽飼育している。その他、「わはは牧場アイガモ処理場」、「手作りベーコン があぶう」なども運営しており、訪問した際は「わはは牧場 Shop&Cafe」になる予定の建物の中でオーナーさんが内装工事を自ら行なっていた。市役所の人から聞いたところによると、その建物自体もオーナーさんが作ったとのこと。
先代の頃から和牛の繁殖飼育は行なっていたそうだが、現在のオーナーが和牛3頭と農業だけだったところからスタートして現在の姿に広げている。アイガモの飼育は200羽程度だが、外部からの依頼を受けるので年間6000羽ぐらいを処理しているとのこと。

—– 牧場の運営と特徴等

「儲けようと思っていない」とオーナーご夫妻が言うとおり、肉牛と豚についてはエサから自家栽培しており、規模を急に大きくしたりはできない。豚舎の近くには麦畑が広がっていた。規模を大きくしようとするとどうしても外部の人に協力してもらったりしないといけなくなるが、自分たちでやらないと気が済まない。
 本人がアトピー体質で、無添加の食品にこだわってきた結果が今の状態になっている。最初は牛しかいなかったが、ハムやベーコン好きが転じて豚まで自分たちで飼うようになった。牛や豚の精肉加工やスライス、パック作業も自分達でやっている。アイガモ農法のために飼っていたアイガモを処理する施設も作ったが、アイガモのコロッケまで自分達で作るようになった。いろんな仕事を少しづつこなしている感じ。
 家畜の飼育は出来るだけ自然の状態を大切にするようにしている。牛については干草だけでなく、一般的には青臭くて好ましくないとされる青草もそのまま食べさせるようにしている。肉牛にもビールなど飲ませたりしない。輸入トウモロコシなどの配合飼料は使わず、兵庫県産のクズ麦と上記の自給飼料をエサとして与えている。豚は収穫の終わった畑の土の上で放し飼いにし、土を掘り返して草の根や虫などを食べるのを好きなようにさせている。一匹あたりの敷地面積は、一般的に豚を飼育しているところよりもはるかに広いと思う。米や野菜も作っているが、家畜の糞が畑の肥料となり化学肥料は使っていない。いろんな仕事を手がけているので、食肉の加工や販売に関して保健所の許可は5つも持っている。
 アイガモ農法は、アイガモが草を食べるというよりも、アイガモが田んぼをかき混ぜて水を濁らせるので草が生えにくくなるのがメリット。ただし、アイガモをケモノ(カラスやイタチ、ノラ犬等)から守る必要が出てくるので田んぼを網で囲う必要がある。土、太陽、水を自然なままでふんだんに与えないといけない。父親がよく、「川の水を汚したらアカン」と言っていた。環境汚染はダメなので、農薬は使ってはダメだと熱く語っていた。
 いろんなことを自分達でやっているが、完全に自給自足というわけではない。牛や豚のと畜は外部にお願いして、枝肉やブロックの形で受け取り、自分たちで精肉処理している。ニワトリを飼っている農家とは物々交換もしている。
 最近は化学物質過敏症の人などがいるが、そういった人もウチの肉やベーコンなら食べても大丈夫なので喜ばれている。
 農業と比べた場合、畜産は新規就業がたいへんかもしれない。牛は子牛で買ってきてから出荷までに最低3年ぐらいはかかるし、その間にエサは大量に食べるので運転費用がかさむ。牛舎も、牛は力が強いので頑丈なものを作る必要があり、それなりの初期費用が必要になる。

 

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わはは牧場 訪問レポート概要

日時 平成26年5月7日(水) 16:30~18:00
場所 養父市大屋町蔵垣393
先方 わはは牧場オーナーご夫妻(上垣康成氏と奥様)
当方 宝塚メディア図書館(文責)

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