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やぶ便り

やぶ便り・訪問レポート

1.会場外観
    1.会場外観2.大豆を煮込む(味噌づくり)3.味噌汁の用意4.米麹5.麹と塩を混ぜ込む(味噌づくり)6.神戸大学の保田先生7.授業の様子18.授業の様子29.神戸大学の山本陽子助教授

おおや有機農業の学校 訪問レポート

—– おおや有機農業の学校 概要

おおや有機農業の学校は平成23年4月に開設され、有名な有機肥料である「保田ぼかし」の考案者である神戸大学名誉教授の保田茂先生が校長を務めている。会場は大屋地域の市民センター「大屋ふれあいの家」で、年間12回、毎月第1土曜日の午前10時から午後3時までの開催。
学校は、「保田ぼかし」を使った有機農業による、家庭菜園での安全・良質な野菜づくり、米づくりをテーマとしている。学習内容は有機農業の基本技術や理論、ぼかしづくり、果菜類の栽培管理、土と野菜と人間の栄養学、化学肥料と農薬の問題点、野草の効用と利用、発酵食品の効用などであり、講義と実習ほ場(田んぼ)での実習を通じて学ぶ。費用は入学金3,000円、年間の学費12,000円で、講師は保田教授がほぼ毎月務めるが、神戸大学大学院農学研究科の山下陽子特命助教や、県の農林振興担当の職員が務める講義もある。

学校の開設は、おおや村役場の会が保田先生を招いて有機農業を勉強していたのがきっかけとなり、現在生徒は38名登録されている。地元の大屋地域からの参加が10人弱で、他はほとんどが養父市内の住民だが神戸や明石在住の人も参加している。親子での参加や、あばあちゃん、おじいちゃんとお孫さんが一緒に参加しているケースも珍しくないとのこと。
実習は生徒を2つの班に分け、2箇所の実習ほ場でナスビ、ピーマン、黒豆や落花生などを栽培する。ほ場の規模は家庭菜園サイズなので1列10メートルぐらいの畝を5人で分け、「保田ぼかし」を入れる作業や草取りや苗の植え付けなどを行なう。だいたい1人2株づつぐらいの分担になるらしい。雪の季節は屋外での農作業が出来ないので、1月には大根のサラダの調理実習を行ない、今回2月は味噌づくりが実習として行なわれた。

—– 2月の講義を見学

 学校の会場「大屋ふれあいの家」は大屋地域局から200メートルほど離れた場所にあり、大屋小学校に隣接していた。セミナー用のスペースのほかに調理場や畳の部屋も備える、比較的新しい施設に見える。開始時間の10時の少し前、保田先生から「雪の影響で電車が遅れて会場への到着が遅れる」との連絡が学校会場に届いた。開講予定が45分程度遅れることになったので、午後から実習として行なう予定だった味噌づくりの作業の一部をこの時間を使ってしようということになった。長時間の煮込みが必要な大豆は既に調理場で火にかけられていたが、その調理場の外側で米麹と塩が乗せられた大きなテーブルの周りに大勢の生徒さんたちが集まった。別の取材でお世話になった、手作りハム・ベーコンの製造もしている「わはは牧場」の奥さんがそのテーブルでの作業内容を皆に説明し、計量器で塩と麹の分量を量り、ボールに入れて混ぜ合わせる作業を始めた。

 保田先生からの連絡では45分ほど遅れるとのことだったが、30分程度の遅れで保田先生と山本先生が会場に到着し、味噌作りの作業は中断して早速授業を開始することになった。今日は28名の生徒さんが参加しており、調理場や大きなテーブルの周りに散らばって作業していた人達が講義の部屋に集まると、なごやかな雰囲気の中にも熱気のようなものが感じられた。今日の講師は、栄養管理士、フードスペシャリスト、野菜ソムリエ、ベジフルビューティーアドバイザーなど様々な資格も保有している神戸大学大学院の山本陽子先生で、講義のタイトルは「発酵食品と健康」。「微生物の働きなしには、私たちの健康はおろか生活が成り立たないのです」と山本先生の授業が始まった。日本食に欠かせない味噌・醤油から漬物、納豆、ワインやビールなどを作る微生物の働きなどをスライドで説明していく。普段の生活に密着する題材で、食育や健康に関心の高い生徒さんたちは熱心に聞き入っていた。

 

1.会場外観 2.大豆を煮込む(味噌づくり) 3.味噌汁の用意 4.米麹 5.麹と塩を混ぜ込む(味噌づくり) 6.神戸大学の保田先生 7.授業の様子1 8.授業の様子2 9.神戸大学の山本陽子助教授

おおや有機農業の学校 訪問レポート概要

日時 平成27年2月7日(土) 10:00~12:00
場所 大屋ふれあいの家(兵庫県養父市大屋町笠谷142)
先方 養父市大屋地域局 杉本局長
当方 養父市農林振興課 岩見ちはる氏 / 宝塚メディア図書館 室谷(文責)

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