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天滝

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 大屋町筏にある天滝は、落差98mの雄大なものです。天滝の駐車場から西方向きに1200m、渓谷を約40分歩くと天滝に着きます。 登り口からは、岩盤を削った細い崖道を登ります。すると道の対岸に高さ100mの細い糸滝が見えてきます。さらに進むと谷川があリ橋で渡ります。高さ4mですが2筋の流れを作る夫婦滝、17mの高さから落水する鼓ケ滝が現れます。

 約250万年前に、杉ケ沢の轟火山が噴火しました。そして軟らかい地層の上を噴火した硬い溶岩が覆いました。この溶岩がとぎれる部分で、下の軟らかい地層が浸食されて崖となり、造瀑層を作リました。天滝を作っている岩盤は、約3億年前の古生代のハンレイ岩(夜久野複合岩類)ですが、滝の上部の岩盤は、轟火山の溶岩である玄武岩です。つまり大屋川が200万年以上もかかって、轟火山の溶岩台地の先端部を浸食し続けた結果、今の天滝が生まれたと考えられています。天滝のある岩盤は、高さ100m、幅50mほどの崖が切り立っています。遠くからの目測ですが、滝□は幅4mほどで、中はとが幅20mほどに広がり、そして滝つぼは8mほどに再び狭くなっています。落水する滝の壁面には、階段状に10段ほどの小さなステップがあります。ここに水があたって滝の水しぶきが舞い上がっています。そして中ほどからは斜面が緩やかになって、いくつもの細い流れが広がります。落水の圧力は弱まって、滝つぼは渓谷風の小さなものです。

 大滝への登山道は切り立った崖の狭い道と、V字形にせまる渓谷を7つの橋で渡る変化に富んだ道です。岩盤や植物、谷川の変化など自然を体感できる登山道です。しかし落石や、滑り易いので事故も起きています。安全には十分に注意して見学をして下さい。風格のある堂々とした天滝の姿をぜひご覧ください。

	

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